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イベントレポート:フルーツカッティングの魅力『フルーツアートでスイーツを華やかに楽しむ』

イベントレポート:フルーツカッティングの魅力『フルーツアートでスイーツを華やかに楽しむ』

2015/05/26

2015年5月22日、福岡にある利助キッチンにてスイーツ協会主催のイベントセミナーが開催されました。

テーマはフルーツカッティングの魅力『フルーツアートでスイーツを華やかに楽しむ』。

日本フルーツアートデザイナー協会  福岡校の青木校長先生とインストラクターの北山先生にご協力いただき、先生のデモンストレーションに加え、ご参加の皆さんにもフルーツデザインの魅力を体験いただきました。今回はセミナーの様子を少しですが、ご紹介させていただきます。

photo_150522_FA_02s フルーツは先生が福岡の糸島に出向き仕入れてきていただいたそうで、真っ赤な苺や大きなグレープフルーツ、キウイ、オレンジ、そして珍しいユスラウメという赤い実が準備されていました。席にセッティングされたフルーツの華やかさに参加の皆さんは楽しみでそわそわ。まさに食べごろでフレッシュなフルーツの香りに期待が高まります。

フルーツアートとは、フルーツカービングと同様と勘違いされる事があるそうですが、フルーツを美味しくいただくために日本で生まれたカッティングテクニックとの事。また、フルーツの生産者と消費者をつなぐことで消費拡大を図り、通常捨ててしまう皮の利用や見た目が整っていないことでB級品として扱われてしまうものの付加価値を高めることへも注力を注いでいるそうです。

 

美味しく栄養価も豊富で、美容にも良いと思いながらも、確かに自分で食べる機会は減っているような気がします。カットすることで見た目にも美しく、美味しくいただけるなら自分でも楽しみながら生活に取り入れられるかなと感じました。

 

photo_150522_FA_03sIMG_2360                                                                                                                     セミナーでは、まず先生のデモンストレーションからスタートしました。メロンの皮をハートにカットして、仕上げたハートのメロン。すべてペティーナイフ一本で仕上げたなんて信じられないほど。そしてフルーツは生ものの為、完成までのスピードも大切にされているそうで、10分程度であっという間に仕上げておりました。先生の手元をみているととてもスムーズで無駄がなく、簡単そうに見えるから不思議です。参加者の皆さんは、真剣な表情で先生の手元を見ながらメモを取っておられました。奮発してメロンを用意して自分でもチャレンジしたいとの声も。

 

そして、先生のデモンストレーションの後は、いよいよひとりひとりオレンジ・キウイ・グレープフルーツのフルーツアートにチャレンジしていただきました。先生がちょっとしたコツや手の動きも丁寧に教えてくださり、皆さん完成はとても素晴らしいものになりました。コツを教えていただけた事で、チャレンジする前の難しいのでは、という気持ちのハードルが少し低くなり、私もこれなら、休日の朝など時間に余裕があるときにチャレンジしたいなと思いました。 photo_150522_FA_05sIMG_2367                                                                                                                              完成したフルーツは先生がリンゴで作った蝶々とオレンジの皮で作った飾りを使いながら、プレートに飾り付けを行いました。

photo_150522_FA_06s今回は柑橘系と相性がいいチョコレートのスイーツ(フォンダンショコラ)をご用意しました。盛り付けることで見た目が華やかになり、見た目だけで美味しさが倍増したような気がします。立派なアシェットデセールです!

盛り付けたフルーツとフォンダンショコラは紅茶と共にいただき、セミナー終了となりました。スイーツの楽しみ方が広がる楽しく充実したセミナーとなりました。

ご協力いただきました先生方、会場でお手伝いいただいた皆様、ご参加の皆様ありがとうございました。