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【レポート】「女性限定講座:ハワイのティータイム気分を楽しむ」

【レポート】「女性限定講座:ハワイのティータイム気分を楽しむ」

2018/07/10

6月10日(日)に開催された女性限定講座「ハワイのティータイム気分を楽しむ」。『ハワイ行ったらこれ食べよう!  ハワイ島・カウアイ島・マウイ島: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。』(誠文堂新光社)の著者こにしなおこさんから、ハワイの伝統、定番と進化系スイーツや、基本的な紅茶とトロピカルアイスティーの淹れ方などを学んだ。
 


ハワイは、ワイキキが有名なオアフ島、キラウエア火山のあるハワイ島、緑豊かなカウアイ島、港町や王朝時代の名残が感じられるマウイ島など含めて、100を超える島々からなる。今回は、フォトジェニックなスイーツが多いオアフ島に比べ、ローカルが通うようなハワイの伝統的なスイーツが楽しめる地域に着目。


>>こにしなおこ さんのプロフィールは、こちら


 

テーブルコーディネートは、オールドハワイアンをイメージ


ウェルカムドリンクに、「トロピカルティー」。ハワイアンミュージックがかかる部屋の壁にも絵葉書や植物などの装飾、まるで南国のホームパーティにお呼ばれしたかのような雰囲気で、ハワイのおもてなしを感じた。

 


 

紅茶・アイスティー淹れ方は、2ポットスタイルがポイント


こにしさんは、旅や食を中心とした企画・取材・執筆・編集の他、『旅とお茶の世界を楽しむ会 TRAVEL TEA SALON』を主宰されている。今回の紅茶の茶葉は、インドで入手した「サンチャ」「ミッタルティー」「グレンデール」「ダージリン1st」の4種類。好きなものを淹れていく。



今回の講座は、2ポットスタイル、抽出用とサーブ用のポットが2つ用意されていた。これは、抽出しすぎて紅茶が渋くならないよう、ベストな状態でいただける。


アイスティーの場合も、2ポットスタイルは変わらず、3分抽出した紅茶を氷入りのグラスに注ぎ、一気に冷やす。お店で出されているようなアイスティーを自宅でも作りたいと思うが、濁ってしまったり渋みがでてしまったりすることがある。濁ってしまった場合(クリームダウン現象)は、そのアイスティーに熱湯をさすと、透き通った状態に変わるという裏技も教えていただいた。


冷やしてそのまま飲むのも良いが、旬のフルーツを入れた「トロピカルアイスティー」や、パイナップルやマンゴーの果汁を入れた「プランテーションアイスティー」もオススメの飲み方。気軽にハワイ気分を味わえるので、これからの季節、ぜひ、皆さんのご家庭でも試していただきたい。

 


 

ハワイのスイーツ


伝統的なハワイを味わってほしいということで、こにしさん手作りのマラサダや手のひらサイズのハンバーガー、マンゴーソースがはいったパイなどもふるまっていただいた。1日に150~250ロールも売れる人気店のバナナブレッドを再現され、甘すぎず、バナナの風味が引き立ちとても美味しかった。
 

 

ハワイにも「モチ」や「あられ」がスーパーなどで売られており、実は、移民が持ち込んだスイーツ。ホームパーティーがあると、モチを箱買いして手土産で持って行くほど、定番のスイーツになりつつある。旬なメニューの見つけ方や、美味しいお店の味の比較等、いろいろな切り口で面白かった。「ハワイ行ったらこれ食べよう! 」の本を片手に、また新たな発見をしにハワイに行きたくなった!

 

 

執筆:木村 彩乃
元NHK釧路放送局キャスターリポーター。現在、「アナウンスで地方創生」を目的とし、47都道府県、地方局出身の女性アナウンサーが集結する「女子アナ47」に所属。「ご当地スイーツ」取材を通して、その土地の魅力を配信中。テレビ・ラジオ他、「東京セミナースタジオ」ナレーター、NTTドコモ「おしゃべり」アプリ音声ニュースナレーター、全て現地取材マニアが作る旅行メディア「TRIP'S」のスイーツライターを務めるなど、活動は多岐にわたる。

●オフィシャルサイト http://addcast.jp/kimura/
●女子アナ47 https://jana47.com/

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