Vol.20 駄菓子のチカラ。
2013/12/20
スウィーツコンシェルジュと名乗る機会もなかなかありませんが、このようなコラムをかかせていただける機会をいただけたことを光栄に思います。
さて、スウィーツと一言で言っても、その種類は数え切れないほどあります。パティスリーに並ぶプティガトーや、ショコラティエに並ぶボンボンショコラ、ホテルやレストランで提供されるデザートなどなど。
自分の場合、スウィーツと言われると、どうしてもケーキをイメージしてしまいますが、今回はスウィーツジャンルでも特に自分の好きなチョコレート、さらにはお手頃に購入できる駄菓子に絞ってご紹介したいと思います。その理由は、高級ホテルのデザートや有名ショコラティエ・高級ブティックのチョコレートは買うだけで満足感があり、美味しさは二の次になりがちです。そのため、商品そのものに購入者がハマる魅力のある駄菓子にフォーカスを当ててみました。
◎チロルチョコ20円
クリスマスやハロウィンといったイベントだけでなく、流行商材とのコラボに積極的な商品開発の姿勢は、思わず一度買ってみようという衝動を与えてくれます。食べる前に味を想像させてくれる謎当てゲーム的な楽しみを提供してくれて、新感覚の味わいを楽しませてくれる定番かつ革新的なチョコレート駄菓子です。
◎ブラックサンダー30円
某体操選手が試合前に食べると言った事から爆発的に人気が広がったこの商品。ザクザクとした食感と食べやすいサイズが魅力で、シンプルに美味しいチョコレート駄菓子です。
◎チョコ餅40円
もちもちっとした食感は近年のお菓子の一つのトレンドとも言えるでしょう。チョコレートの甘さとの優しいバランスにファンが多い駄菓子です。
◎ボノボン20円
自分のチョコレート駄菓子の王様と言えばこれ!食べやすいサイズも去ることながら、価格に対しての美味しさと言う面では、最高のコストパフォーマンスではないでしょうか。ウエハースの食感と濃厚なクリームの相性が抜群です。よくランニングをする自分の栄養補給食の定番です。
上記はあくまでチョコレート駄菓子に絞ってのご紹介でしたが、ガリガリ君や、うまい棒など、老舗菓子メーカーの開発姿勢には近年目を見張るものがあると思います。きっと「こんなのあったらいいな」が形にされやすい時代ということで、みなさんもメーカー側への開発希望を挙げてみてはいかがでしょうか?意外に商品化されてしまうかもしれません。
世の中、美味しいものがたくさんありますが、高いお金を出せば美味しいものはいくらでも手に入る時代です。一度童心に戻って、限られたお小遣いの中で美味しいおやつを調達してみるのもいいかもしれません。
(SC000336 比佐学)